これまでの記事で、Claude Code 入門 と CLAUDE.md の書き方 を紹介してきました。今回はシリーズ最終回、セッション中の操作を一段ラクにするスラッシュコマンドの話です。
スラッシュコマンドって何?
Claude Code のセッション中に / から始まる文字列を打つと、特別な機能が呼び出せることをご存じですか?
これがスラッシュコマンドと呼ばれるもので、使い方を覚えておくと作業効率がぐんと上がります。今回は中でも毎日のように使う 4 つを紹介します。
1. /clear(会話を全部リセット)
話が脱線してしまった、違うタスクに切り替えたい、そんなときに使います。
Claude が直前のやり取りを完全に忘れるので、まっさらな状態から始まります。別プロジェクトに切り替えるときにも便利。
2. /compact(会話を「要約」して再スタート)
長時間作業していると、Claude の頭の中(コンテキスト)が膨らんで、返答がだんだん鈍くなることがあります。
そんなときは /compact。今までのやり取りを Claude 自身が要約して、それを出発点に再構成してくれます。重要な文脈は残しつつ、精度が戻る便利なコマンドです。
/clear と /compact の使い分け
- 別のタスクに完全に切り替える →
/clear - 同じタスクの続きだが精度を戻したい →
/compact
この2つを使いこなせるだけで、長時間作業の快適さが別物になります。
3. /help(いつでもヘルプ)
使えるコマンドの一覧が出ます。迷ったらとりあえず叩くのが吉。
4. /agents(サブエージェント管理)
大きな作業を「専門家」に分解して任せたいときに使います。調査専門、レビュー専門、などの Claude を呼び出せるので、使いこなすとチーム作業のような感覚になります。
自分専用のコマンドも作れる
実は、自分だけのスラッシュコマンドを作ることもできます。「いつも同じ指示を繰り返す作業」はコマンド化しておくと、一発で呼び出せるようになります。
例えば「変更差分を見て、テストを走らせて、コミットメッセージを作る」みたいな定型フローを /commit のようなコマンドにまとめる、など。これは別記事でしっかり解説します。
まとめ
スラッシュコマンドは Claude Code の隠し機能のようで、実は毎日使いたくなる王道ツールです。
まず /clear と /compact だけ覚えてみてください。この2つを使いこなせるようになった頃には、Claude Code が手放せなくなっているはず。
これで入門シリーズはおしまい。次回からは、実際の作業シーン別にどう Claude Code を使うかの具体例を紹介していきます。