前回記事の最後で「Google Search Console まだ」と書いていました。今回はその回収です。
朝にメールが届きました。
ページがインデックスに登録されない新しい要因 Search Console で、貴サイトのいくつかのページがインデックスに登録されていないことが検出されました。
ドキッとする件名ですが、結論から言うと心配はほぼ不要でした。今回は、Search Console の導入手順と、こういう警告メールの読み方を整理します。
なぜ Search Console を入れるか
ブログを公開してアクセス解析を始めるとき、よく Google Analytics 4 (GA4) を入れる人が多いと思います。GA4 が「来た人の動き」を計測するツールだとすれば、Search Console は「Google の検索結果にどう載っているか」を見るツールです。
- どんなキーワードで検索されて記事が出ているか
- 検索結果でクリックされた割合
- インデックス登録の状態
- 検索エンジンから見たエラー
特にブログ運営では、検索エンジン経由の流入が安定的なアクセス源になるので、Search Console の情報のほうが GA4 より優先度が高いと感じます。
ドメイン所有権の確認
Cloudflare で DNS を管理しているなら、確認は3分で終わります。
- Search Console にアクセス
- 「ドメイン」を選んで
yakiimo-tech.comを入力 - 表示される TXT レコードの値 をコピー
- Cloudflare ダッシュボード → 該当ドメイン → DNS → レコード追加
- タイプ:
TXT - 名前:
@(ルート) - 内容: コピーした値
- プロキシ: DNSのみ(オレンジ雲をオフ)
- タイプ:
- 保存後、Search Console の「確認」ボタンをクリック
通常は数十秒で確認完了します。プロキシがオン(オレンジ雲)になっていると失敗するので、ここだけ注意。
サイトマップを送信する
Hugo は hugo.toml の設定なしで、デフォルトで https://yakiimo-tech.com/sitemap.xml を自動生成してくれます。これを Search Console に教えてあげる作業です。
- Search Console 左メニューの「サイトマップ」をクリック
- 「新しいサイトマップの追加」に
sitemap.xmlと入力 - 「送信」をクリック
これだけ。送信後、ステータスが「成功しました」になっていれば OK です。
サイトマップは Google に「うちのサイトにはこういうページがあります」と一覧で伝える役割です。送信なしでも Google は記事を見つけてくれますが、新規ブログでは送信したほうが検索結果に出るまでが速い実感があります。
重要記事は URL 検査でリクエスト送信
公開直後の記事を素早くインデックスさせたいなら、URL 検査機能を使います。
- 上部の検索バーに記事URL(例:
https://yakiimo-tech.com/posts/foo/)を貼る - 数十秒待つと検査結果が表示
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
これで Google のクローラ送信キューに入ります。1日に登録できる回数に上限があるので、すべての記事ではなく特に検索流入を狙いたい記事だけに絞るのがコツ。
警告メールの読み方
この記事を書くきっかけになった警告メール。来たのは以下の内容でした。
ページがインデックスに登録されない新しい要因 以下が検出されました: ページにリダイレクトがあります
慌ててダッシュボードを開くと、こうなっていました。
| 区分 | 件数 |
|---|---|
| 登録済み | 3 |
| 未登録 | 2(ページにリダイレクト 1 / クロール済み・インデックス未登録 1) |
サイト全体の記事数は1週間で14本。そのうち3本が検索結果に出る状態で、2本に問題ありという表示です。
① ページにリダイレクトがあります
「あるURLにアクセスしたら別のURLに転送される設定になっている」という検知です。多くの場合、以下のいずれかが原因。
- HTTP → HTTPS の自動リダイレクト(Cloudflare の標準動作)
- 末尾スラッシュの統一(
/posts/foo→/posts/foo/) wwwの有無(www.example.com→example.com)- 過去のURL構成変更(私の場合、カテゴリの urlize 修正で旧URLが残っていた)
これらは**全部「正常な転送」**なので対処は不要です。Google は時間をかけて転送先を見に行ってくれます。
② クロール済み - インデックス未登録
「Google が見たけれど、インデックスする価値がいまは薄いと判断した」状態。新規サイトでは普通に発生します。記事の質や内部リンクが整ってくると、自然に登録されることが多いです。
具体的にどのURLが該当しているかは、ダッシュボードの該当行をクリックすると表示されます。意図しないURL(自分が作っていないパス)でなければ、基本的にスルーで OK。
やっておくと安心な3つ
警告メールに振り回されず運営するために、以下を最初の段階で設定しておくと楽です。
- サイトマップ送信(上記)
robots.txtを許可的に設定(Hugo 設定enableRobotsTXT = trueで自動生成)- HTTPS強制リダイレクト(Cloudflare で標準ON)
hugo.toml の関連設定を抜粋すると、こんな感じです。
baseURL = "https://yakiimo-tech.com/"
enableRobotsTXT = true
最低限これだけで、検索エンジンに対して「クロールしていいですよ」「サイトマップはここですよ」のシグナルが揃います。
まとめ
Search Console は「公開して終わり」ではなく「公開後も検索エンジンから見たサイトの状態を確認する」ためのダッシュボードです。
- 導入そのものは Cloudflare DNS なら3分
- サイトマップ送信は1分
- 警告メールが来ても多くは正常な転送、慌てず内容を見る
新規ブログの最初の1週間は、Google にとっても「このサイト何だろう?」という探索期。じわじわとインデックスが進むので、毎日チェックするより週1〜2回見て推移を確認するのが精神衛生的にもおすすめです。
次回は、もう一つ気になっていた Webセキュリティネタ、Cloudflare Pages の _headers で CSP を設定する話を書きます。